demonstration

多角形の内角の和ってどうやって求めるか覚えてる?
?????
えーと、180°に2つ少ない数字を掛けてあげるんだよ。*1
じゃあ、八角形だと何掛けたらいい?
………6?
うん、そう! じゃあ、180°×6をやってみようか!
………1080?
うん! だけど角度だから「°」を付けてあげよう!
そしたらこの問題、正八角形の1つの内角はどうなる?
?????
八角形は8個角があるよね?(こくん)
だから1080°を8で割ってあげよう!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このあとどうやってやるの?
10と8、割るんだっけ?

   1
 _____
8)1080
   8
 ―――――

えーと (;^_^A アセアセ・・・
10から8引いてあげて、となりの8をおろしてあげるんだよ。



中3の受験も22日に控えてるんだけど、2月の終わりには中2の学年末テスト。
これは高校受験にも影響する大事なテスト。*2
意識してるのかしてないのか、今回は一生懸命勉強しに来てる。
テストに向けて体験授業を受けに来てる子も増えてきたな。
(今回もすばらしい学力の子が来たな…



で、生徒の中学校で配られたテスト対策プリントを元に作ったすいみー先生お手製プリントで演習しよう!*3
平行線と同位角・錯角、三角形、直角三角形、二等辺三角形、平行四辺形、円とほとんどの図形を網羅してるし、証明問題も多く載せてある。
これを丸付けしながらやっていけばいいよね。




しかし、このプリントが悲劇を招くこととなる…


先生、ここわかんねー!
先生、終わった丸つけて!
先生、間違えなおしたよ!
先生、俺のほうが先に呼んでた!
おめー、俺の見んなよ!
は、見てねーし!
……証明問題渡しすぎた。
証明問題は生徒が苦手としてるところで対策は必要なんだけど、質問攻めにあうんだった…
しかも、値が出てくる問題と違って解答が何通りもあるから、しっかり確認しながら採点しないといけないし…
こんなことなら、板書しながら授業すればよかった…

*1:n角形の内角の和は180°×(n−2)なんて言っても伝わるもんじゃない…

*2:神奈川県公立高校入試は中2の後期、中3の後期途中までの成績が高校受験入試に関係する。中2後期の成績はおよそ1/3〜1/6と比重は軽いが、学校の先生、塾の先生は中2後期の成績を元に第1回目の目標校、受験可能校調査を行うため、生徒が受験を意識する前から受験できる高校が絞られてしまう。そのことは当然生徒に伝えるが、受験まで1年以上あるため意識は希薄…

*3:できない子対策。基本がいっぱい載ってる。なお解答はできる生徒に解かせて、それをそのまま使う。(計算ミスがあった場合、その生徒に文句を言う。)その生徒の勉強にもなるし、すいみーの労力削減、作業時間短縮も可能な画期的な方法。