歓喜のあとで

北海道日本ハムファイターズ、日本一!
いやー、ホントによかったね。
強さとかではない、勝つべきチームが勝ててホントによかったと思う。


特にSHINJOの最終打席。
目には涙が浮かんでて、打てる状態じゃなかったと思う。
いつもは笑顔でふざけた感じだけど、本当は一番考えてて一番頑張ってたんじゃないかなって思う。
そう考えるとこっちにもジーンとするものがあった。
(中里のガッツポーズが空気読めてない感じで嫌だったけどね…)



さて、日本シリーズが終わったな。
アジアシリーズこそ残ってるけど、ひとまずの区切り。
2006、今シーズンを振り返ってみるか…



WBCの優勝後、しばらくしてプロ野球開幕。
セリーグでは原監督が再就任した巨人が強さを見せつけた。
阪神の浜中が脅威のペースでホームランを打ってたのもこの頃。
パリーグでは強いと思われてたロッテがスタートダッシュ失敗。
WBCの疲労からか、すいみーの予想通りになってた。


交流選に入ると、ロッテ、ヤクルトが突然の加速。
ヤクルトの最強の2番バッターリグスが活躍してたんだったっけね。
そして、巨人にかげりが見え始め、いつの間にか最下位転落も…



今年は新人が活躍した年でもあった。
炭谷が高卒新人捕手51年ぶりとなる開幕スタメンだし、平野佳は7勝、梵のレギュラー定着、武田勝も29試合登板で5勝。
そして八木の12勝、そしてソフトバンク相手に幻のノーヒットノーラン*1
プレーオフでも日本シリーズでも大事な1戦で勝利。
どう考えてもパリーグの新人王は八木でしかないよな。



で、やっぱりSHINJOの引退。
引退を発表したあともいろんなことをやってくれて、名残惜しい。
「けしからん」って言う人もいるかもしれないけど、誰もやってこなかったことをやったのは事実。
つまらない規則なんかよりファンを大切にしてたと思う。
北海道にいたら、絶対野球を見に行ってたと思う。



作られたようなフィナーレで今シーズンも終了。
スター選手が少なくなるかもしれないけど、来シーズンのプロ野球はどうなっていくかな?

*1:10回までをノーヒットノーランだったが、味方の援護なく降板。その後引き継いだ武田久、MICHAELもノーヒットで抑え、12回に1点取った日本ハムが勝利。「継投でのノーヒットノーラン」は65年ぶり。「延長戦で継投でのノーヒットノーラン」はプロ野球初。また「ノーヒットノーランの継投人数3人」は過去最多人数。