ドルトムントの屈辱

日本　１−４　ブラジル
あまりにも何もできない試合だった…
お世辞にも「がんばった」「よくやった」とは言えない試合だった…


前半は日本代表の思ったような展開ができてた。
ブラジルの猛攻をＧＫ川口が守って、少ないチャンスを活かせた。
ただ、前半ロスタイムの失点がかなり痛かった。



後半に入ると、ブラジルが圧倒的強さを見せつけた。
攻撃の３得点もそうだけど、ブラジルのＤＦは「日本の攻撃を守る」というより「日本に攻撃をさせない」強さを見せつけてたと思う。
前半を見て「よくがんばった」っていうニュースもあったけど、ロナウジーニョ、カカという核となる選手を同時に交代させ、ゴールキーパーまでも交代されるという事態。
ブラジルにとって、フレンドリーマッチ以下のちょっとした練習試合代わりの位置づけになってたのかもしれない…
世界王者とはいえ、いかんともしがたい力の差を見せつけられたこの試合。
この屈辱の交代を見て、何も出来なかった中田英、俊輔は何を思ったのかな？


                                              • -


このワールドカップで本当に残したかったものって、「日本のサッカーに対する見方」だったんじゃないかなって思う。
日本人はだんだんサッカーに詳しくなってきて、専門家じゃなくてもある程度のことは言えるようになってきたと思う。
それにつれて、日本を見なくなってきた感じがする…
少し目の肥えてきた人たちは、どうしても欧州・南米のサッカーに魅力を感じちゃうんだよね…
人のこと言えないけどさ…
でも、日本が出てる以上、本気で日本を応援して、日本の勝利を熱望して、日本のプレーに魅了されていくのが必要だと思う。
そのためには日本が世界でしっかりと戦える、っていうのを見せつけなければいけなかった。





まだ「日本は負けたけど、ワールドカップは続く」みたい…




いつの日か世界で戦える本当の力を身につけて、「日本を応援することがワールドカップのすべて」、「日本が敗れればワールドカップは終わり」と思えるぐらい魅力的なチームになってほしい。
それまで「ワールドカップは続く」からしっかりと目を肥やしていくことかな？
*1

*1:あくまでもすいみーのひとりよがりな見解です。