白いボール、深紅の旗、青いハンカチ
おっ! 早稲田実業が追加点か!
研究室で3回までは見たけど、やっぱ連投は疲れるよな…
とはいえ、駒大苫小牧は先発の2年生菊池が2/3回1失点だもんな。
崩れること前提の登板とは言え、痛かったな。
……てか最初から田中でいけよ。
それにしても、早実エース齋藤は無尽蔵のスタミナだな。
4連投、ここまでの試合を1人で投げてる*1と感じさせないピッチング。
際どいコースに投げ込むコントロール。
これは完封もありえるかも…
対して田中。
2回に点を取られたものの3回はしっかり抑えた。
キレこそなくなりつつあるけど、あの気迫が続けば抑えていけるかもと思ったけどね。
ってケータイで途中経過見てる場合じゃなかった!!
バイト行かなきゃ行けないのに、八田駅(仮名)を寝過ごして乗り継ぎに失敗したんだった!!
遅刻しないルートを検索するためにケータイ出したんだよ!!
今大会で記憶に残るのが「智弁和歌山×帝京」。
帝京は4点ビハインドの9回表、2アウトから試合を振り出しに戻し、さらに4点差をつけ返した。
しかしドラマは終わらず、9回ウラ智弁和歌山は4点ビハインドを再逆転し、サヨナラ勝ちをおさめた。
今大会、屈指の打撃戦だった。
ホームランが60本生まれた打高投低の大会を忘れさせるような、決勝戦、早稲田実業斎藤と駒大苫小牧田中の力投。
最初は「3連覇なんてあめーよ。どこでもいいから駒大苫小牧をつぶせ!!」とか「王監督が入院したから早稲田実業なんて名前が挙がったんだろ!!」って感じであまり好かない2チームだった。
けど、結果的には両チームが決勝でぶつかってくれて本当にいい大会になったよね。
プロ野球はもちろん、世界バスケ、ワールドバレー、WBCやワールドカップさえも霞むような最高のスポーツイベントだったと思う。
個人的に。
甲子園にパワプロ、最高に野球を楽しめた夏だった。
こんなに甲子園に燃えた夏は松坂以来、いやそれ以上だったかもしれない。
必死に白球を追いかけ、ついにつかみとった深紅の優勝旗、栄光の涙をぬぐう青いハンカチ…
彼らの頑張りが、この夏の記憶としてすいみーの中に確かに焼きついた。
すいみーもバイトに学校と、暑い中まだまだ頑張らなきゃいけない。
白いコピー用紙に、深紅のケータイ、そして青いハンカチをもって日々戦い抜いていこう!!
で、白、赤、青のトリコロールはいつから頑張ってくれるんだろう…
*1:正確に言うと、1回戦で控えピッチャーが0/3回、打者2人に対して投げてる。先発した齋藤はライトに行き、またピッチャーに戻った。