過去は嘘にならない

ここに何もなくたって、過去は嘘にならないんだから。


今日ついに、我が駅も2つ目の改札ができ*1、町開きのお祭りの日。
まあ、きれいな駅前ターミナルが出来ただけで回りは何にもできてない。
結局、年寄りの馴れ合いみたいな意味のない集会をやってるだけ。
それでも新しい町の船出の日らしい。


若き日の青春をすべて喰らい尽くした町の誕生…



自分の歩いてる道が、小学生のとき、中学生のとき、どんな景色だったか思い出してみる。
どれだけ考えても、どれだけ考えても、微かな残像しか出てこない。
女の子を泣かしてしまった道、友達とけんかして1人で歩いた道、登って取って食べたびわの木、好きな子に声をかけられた広場、そして、育った学校…



微かな残像の中で、まだ生きてる思い出は決して消えないよね。
ここに何もなくたって、過去はうそにならないんだから。
少しの寂しさをもって、変わっていく町としっかり今を送り続けていこう。

*1:片方のホームからしか駅に入れなかった。