生きることの意味、死ぬことの答え

先生、俺死んだら葬式来てくれる!?*1
ああ、それは絶対行くよ。
てか、お前先生より先に死ぬ気かよ。
(7歳しか違わないんだから、実際にはありえるんだよな…)*2
でも、死んだらどうなるんだろう?
先生わかる?
いや、死んだことないからわからねー。
じゃあ死んでみてよ!
イヤに決まってんだろ!
でも、あの世とか解明されてないことを除いて考えたら…



死ぬ前の三途の川、お花畑っていうのはまだ生きてる状態でしょ?
俺が想像するに、死んじゃった後は脳の働きも止まるんだろうから、寝る直前みたいに何も考えられない状態が永遠に続くことなんじゃない?
生まれ変わって、前世の記憶が残ってるっていうけど、それはあくまで残ってる程度でそれをもとに何もしてないわけじゃん?
ってことは生まれ変わったとしても、現世の自分は脳の働きが止まると同時に、何も記憶しない、何も考えられない、永遠の無に放り込まれるんじゃないかな?
「暗い」、「闇」さえない無の世界にね。
遊ぶこと、動くこと以上に感じること、考えることが生きるってことだと思うし、それがなくなるってメチャクチャ怖いことだと思うんだよね…
なんか、それってこえーな…



中学生ぐらいって「生きることの意味、死ぬことの答え」みたいなどーでもいい、どーにもならないことよく考えるよね。
ま、俺は今でもよく考えるけど。



どんなにがんばって生きてっても、最期には死んじゃうんだから…
だからこそがんばって生きてかなきゃいけないんだと思う。
最期の瞬間に「生きてきてよかった」って幸せにこの世を去れるためにね。
それが人種も思想も超えた、唯一の権利なんじゃないかな?
「死ぬために生きてる」んじゃないだろうけど「死ぬときのために生きてる」って感じかな?
なーんて、たかだか21と4分の3年しか生きてない若造のたわごと。



「生きることの意味、死ぬことの答え」なんて人生の時々によって違うんだろうって思う。
大切な人、ものができたとき…
どうしようもない苦しさの中にいるとき…
自分の状況によって違うだろうし、人によっても違うだろうしね。
さっき言ってた考えも、時間とともに、状況とともに変わっていくんだと思う。
多分、死ぬときにも普遍的な答えなんてたどり着けないと思う。




ただ言えるだろうこと。
人間(ボクら)は一生かけて、答えの欠片(かけら)を得るのだろう。

*1:まず、なんでこの話になったかわからない。授業は数学。内容は確率…

*2:年はばらしてない。実際の年齢より1〜5歳ぐらい上に見られてるみたい。