奇跡にすがって 〜vs テクニカルエンジニア・データベース〜

2004年春 初級システムアドミニストレータ
2004年秋・2005年春 基本情報技術者
2005年秋・2006年春 ソフトウェア開発技術者
2006年秋 情報セキュリティアドミニストレータ


過去6回に渡り、死闘を繰り広げた最強のライバル「情報処理技術者試験」。


そして今日、その歴史に刻まれる新たな敵。
「テクニカルエンジニア・データベース」



去年の江戸文化歴史検定以来、2度目の青山学院大学*1
テクニカルエンジニアは自宅の近くで受けれないけど、来たの2度目だからちょっとは慣れた感じだよね。
思えば、江戸文化歴史検定の帰りには研究室で行くディズニーランドのチケットかったんだったよね。
懐かしいなぁ。
楽しかったなぁ、ディズニーランド…
みんなも基本情報技術者受けるんだろうなぁ…
(しみじみ)



会場は2度目とは言え、今回は情報処理技術者試験
江戸文化歴史検定のときのようなお祭り感は一切ない真剣勝負の場。
すいみーにとって情報処理技術者とは、資格ゲッターとしての第1歩を踏み出した資格であり、自分の分野の代表的な資格。
合格率も難易度も決して低くない。
そして何より、資格受験に慣れきってしまって、忘れかけてる高揚感を思い出させてくれる試験。



今回受けるテクニカルエンジニア・データベースはすいみーの苦手な分野。
しかも合格率1桁台ばっか
すいみーにとって、合格率1桁の資格はこれが初めて。
名実ともに史上最強の敵。



そのうえ、最近勉強できてなかったしね…
いろんなやることやプレッシャーとかでどうしてもやる気が起きなかったわ…
(まあ、試験が難しいのも勉強に熱が入らなかった原因ではあるけど…)




とはいうものの、情報処理技術者試験の春は無傷の3連勝中!
(秋は無冠の3連敗中…)
己を信じず、奇跡にすがって望むだけだ!




(午前)*2
さて、いよいよ始まる。
まあ、午前は過去問やっても合格圏内*3だったからウォーミングアップ程度の気持ちで行こう!



では、始めてください。
なになに…
セマフォの基本操作であるP操作、V操作に関して適切なものは?
デマルコが提唱している構造化技法で表した図のaに入るものは?
JIS Q 9001:2000 品質マネジメントシステム―要求事項で製品が要求事項を満たしえることを確実にするために実施する行為は?











知らんがな!!




思ったよりキツイ戦いになったけど、なんとか勝ってるかな?
さて、問題はここからか…





(午後Ⅰ)
そこそこ対策をつんだ午後Ⅰ。
正規化の問題とSQLはがんばったから7割近く行きたいな。



では、始めてください。
よし、いくぞ!!
!!!!!
何っ!! 傾向が変わってる!!?
これまでは図を見て問題に答える感じだったのに、今回は図を完成させる問題かよ…
やることは逆になっただけなんだけど、難易度が一気に上がってるよな…
SQLも苦手とするアクセス権限で出題されてるし…


これはかなり勝ち目が薄い…




90分しかないテストで大問半分解くのに40分かかってしまった。*4
明らかなペース配分のミス…
かなりまずいけど、まだ慌てるような時間じゃない。
落ち着いて、取れるところをしっかり取ろう。





(午後Ⅱ)
午後Ⅰで精根尽き果てた感があるわ…
ラストの午後Ⅱ。
午後Ⅱの対策はどう考えても不十分だし、6時おきが祟って眠いし、3部構成のなかで1番長い試験時間だし…
奇跡にしがみついて頑張ろう…
では、始めてください。



うとうと…
はっ! 寝ちゃダメだ!!
集中しなきゃ!!
なんてったって、問題文だけで15ページもあるんだもん!!*5
集中しないと、何聞かれて、どこに注目すればいいかまったく分からなくなる!!






くは…






こんなにコテンパンにやられるとは…





覚悟はしてたけど、予想以上の酷さだ…
これはなかなか、厳しい…



とは言え最初から手ごたえはなかったんだし、奇跡なら信じる余地がある。*6
反省すべきところは反省して、結果を待つしかない。






(夜・自宅)
午前、正答率67.3%…
過去問を通じて過去最低…
これは午後Ⅰ・Ⅱが採点されない可能性があるな…


ショック…

*1:2006-11-03参照。

*2:テクニカルエンジニア・データベースは午前・午後Ⅰ・午後Ⅱの3部構成。受験者はすべて受けることが出来るが、午前が受かってなかったら午後Ⅰ・Ⅱが、午後Ⅰが受かってなかったら午後Ⅱが採点されないシステムになってる。採点されてないと結構ショック…

*3:厳密には公表されてないが、7割正解で合格と言われている。

*4:大問は4つあり、その中から3題選択して解答する。

*5:午後Ⅱは事例解析。実際のお仕事みたいにいろいろな項目にいろいろな設定・条件があり考えることが多くなる。

*6:情報処理技術者試験の点数は相対的な算出方法。そのため、他の人の出来が悪かったら正答率が少し低くても合格することがある。